パラサイト 町山

パラサイト

Add: vybusa8 - Date: 2020-12-14 12:50:12 - Views: 1826 - Clicks: 4374

カンヌ最高賞パルムドール受賞作。キム家は失業中なので半地下で貧しく暮らしてたが、長男ギウがit企業ceoの豪邸で家庭教師に採用された後、キム家4人の人生は大きく変わり. 町山智浩『フォードvsフェラーリ』を語る 『パラサイト 半地下の家族』 ポン・ジュノ 町山智浩『パラサイト 半地下の家族』を語る 町山智浩の映画ムダ話157『パラサイト 半地下の家族』(年)。半地下、都市水害という韓. 決して、ハリウッドに”パラサイト“されない鬼才ポン・ジュノが、 映画という現実と虚構の狭間にある”半地下“視点から描く、 ユーモアと狂気たっぷりの皮肉を込めた最高傑作!.

それはでもおっしゃる通りで。たぶん予算がかかってないんでしょうね。. 町山智浩さん「パラサイト 半地下の家族」の解説の書き起こしです。 ポン・ジュノ監督の映画、『パラサイト 半地下の家族』のネタバレなし解説を読みやすく書き起こししました。 映画視聴前の前情報として、また映画を見た後の解説や考察レビューとしてご参考ください。. 。 インディアンは何の象徴?. com コメントを保存する前に 禁止事項と各種制限措置について をご確認ください アメリカのFOXの女性キャスターに対するセクハラ問題で。 (宮藤官九郎)ああ、ニコール・キッドマンとかの。 (北丸雄二)そう。あれはすごい化けっぷりでしたよね。 (町山智浩)そうですね。あれなんかもう鼻の骨格を変えたりしているんですけども。だからね、韓国の場合にはとにかく市場がちっちゃいんで。たとえば芸能なんかもそうですけども、K-POPが今、世界的に人気で世界を制してますけども。あれは「K-POPの音楽を世界に通用するクオリティーにする」っていう形で国を挙げてやってましたから。だからアメリカでもう普通にK-POPがヒットチャートに入ってるわけですけど、それはいきなり来たんじゃなくて、ずっと長い間それを目指してやった結果なんですよ。 (宮藤官九郎)下地があったってことですね。 (北丸雄二)もうひとつ、脚本的にはどうなんですか? 韓国のそのストーリー性の問題。なんかやっぱり社会性が違うじゃないか?っていう気がして。なんか日本の映画ってみんな、個で回収してしまう。個人の善意で回収してしまったり、私の領域を出なかったりするんだけども。アメリカの映画とか、それから韓国の映画もそうかもしれませんけども。かならずその個の物語なんだけど、そこからどうにか社会に向かって立ち向かっていくとか、そういう風に公にしようとするような。そういうベクトルが働いているような気がするんですが。 (町山智浩)僕はあんまりそうは思わなくて。日本の映画は作り手側はクオリティーとか. 『パラサイト 半地下の家族』あらすじ概要. . 町山智浩 /まちやまともひろ 1962年生まれ。映画評論家。米カリフォルニア州バークレー在住。週刊文春での連載をまとめた最新刊『アメリカ炎上通信 言霊usa xxl』(文藝春秋)が発売中!.

サムスンとかヒュンダイとかLGとかにどんどんとその富が集中して行って。で、もう就職に関してはほとんどコネ就職だけになっちゃったんです。で、金持ちの家でないと勉強ができても、よっぽどできない限り大企業には入れない。で、大企業以外の中小企業がなくなっていて、正規雇用の減っているから、もうみんな貧乏です。. パラサイト 町山 ※/12/16更新: パラサイト 半地下の家族、フォードvsフェラーリ追加 シティーハンター、ドクタースリープ、アイリッシュマン 『国家が破産する日』(韓国映画) 是枝裕和監督『真実』、アリ・アスター監督『ミッドサマー』 ジョーカー、家族を想うとき 惡の華、宮本から君へ 愛がなんだ. 39なんですよ。先進国の中でこの4ヶ国が最悪の状況なんですよ。(※ジニ係数は0から1の間の値となり、1に近いほど格差が大きいことを示す) (赤江珠緒)ああ. See full list on miyearnzzlabo. . 。 (町山智浩)それで貧富の差を表すジニ係数は韓国が0. 『共犯者たち』 チェ・スンホ.

北米と肩を並べるほどの産業規模となった中国映画市場。注目作が公開されるたび、驚天動地の興行収入をたたき出していますが、皆さんはその. 脚本家 柏田道夫が『 パラサイト 半地下の家族 』の見どころと作劇法のポイントに焦点を当ててご紹介。『 パラサイト ~ 』は“観客の度肝を抜く展開”のお手本です。脚本家志望者は勉強になるとともに『 パラサイト ~ 』が100倍面白く観れますよ。. 。 (町山智浩)そう。大規模公開でやって、だいたい30億なんですよ。それで30億という基準から制作費というものを逆算すると、10億なんですよ。だいたい1/3の計算なんですよ。原価が。だから制作費10億というのが日本映画の大作の限界なんですよ。それ以上制作費をかけたら、もう回収できなくなっちゃうんですよ。 (宮藤官九郎)と、言われてますね。 (町山智浩)で、30億ってのは「大ヒット」だから。じゃあ「そこそこのヒット」って考えると、どのくらいの制作費が普通かというと5億円ぐらい。で、もっとインディペンデントになると、そこからさらに下がって3億とか1億とかってどんどんと下がっていくわけですよ。 (宮藤官九郎)しかも撮影期間がなんか半年ぐらいかけてるっていう。 (町山智浩)かけているんですよ。だからそれだともう全然できないし。あと『パラサイト』はあれ、全部セットなんですよ。 パラサイト 町山 (宮藤官九郎)そうそうそう。聞いたら。 (幸坂理加)えっ、あれセットなんですか? (町山智浩)全部作ったんですよ。 (宮藤官九郎)金持ちの家も、貧乏な家も。街も作ったんですよね、あれね。. (町山智浩)人が大量に死んでいるんですよ。ソウルでのその都市水害での問題は大問題になっているんです。特にこの半地下があるところというのは、街でもいちばん山の手ではなくて下町のいちばん安いところにあるので。そこに全部洪水が流れ込んじゃうんですよ。で、大問題になっているんですが、それでも韓国の人たち全ての約2%ぐらいがこの半地下に住んでいるらしいんですよ。36万人以上だそうです。 (赤江珠緒)そんなにも! (町山智浩)そう。だけど、お金持ちのパク家っていうのはもう丘の上に住んでいるんですよ。彼らはどのくらい金持ちかというと、まず犬に人間の食べ物を与えているだけじゃなくて、お手伝いさんに「インスタントのジャージャー麺を作って」っていう風に言うシーンがあるんですよ。「でも、サーロインステーキも入れてね」って言うんですよ。インスタント麺にサーロインステーキを入れているんですけども。それぐらい、その格差ができてしまっているんですね。で、その金持ちの家はIT企業のCEOなんですよね。これは、この間僕が『たまむすび』で紹介した『国家が破産する日』という映画の後、韓国はこういう社会になってしまったんですよ。 (赤江珠緒)はー! (町山智浩)あれは1998年に国際通貨基金、IMFが韓国を指導して構造改革をやったんですよね。それは大規模なリストラと非正規雇用の拡大と大企業の優遇なんですね。で、中小企業は全部潰れて、それから20年経ってますから格差がものすごく拡大しちゃったんですよ。で、いわゆる輸出系の大企業. ワイドな画面構図の中で、それぞれの家族の関係性を端的に切り取られたこの映画の登場人物達は、非常によく笑う。 富裕層家族の夫妻は、余裕と人の好さを表す上品な微笑みを終始浮かべ、寄生するキムの一家は、それに呼応する様な愛想笑い。 豪邸の地下に隠れ住む貧困夫やその妻の元家政婦等も、登場シーンこそ不愛想だが、やがて狂気じみた笑みを浮かべ始め・・ その中で私的に最もインパクトがあったのは、キム一家がようやく日の指し込む豪邸のリビングに勢ぞろいし、パク家が留守の間に催す宴の時の、キテクの妻の泣き笑い。 これをどう解釈するかによって、外国から見る韓国人への印象が随分変わりそうだが、後半で脳を損傷したギウが終始笑っている事も踏まえて、監督はアジアに蔓延する苦笑いの文化に対する皮肉を、表現したかったんじゃないだろうか? 日本人は、困った時によく笑う。 それは本性をひた隠しにし、苦渋の判断の末、言いたいコトを内にしまい込む発作的な衝動なのだと自分達は捉えるが、憎しみの文化に晒された東欧や、最下層の貧困生活に沈む人間達から見ると、その印象はまるで違い、悪意や蔑みに捉えられる事も、ここでちょっとだけ留意しておいてほしい。 パラサイト 町山 やがて、その染みついた臭いに気付かされるキテクは、ふとその愛想笑いをやめる。 ここで、貧困に抗う事も諦めていたはずの父は、息子のギウに、最も大切な事を伝えようとするのだが・・・. (赤江珠緒)そうですか。わかりました。今日は町山さんに『パラサイト 半地下の家族』をご紹介いただきました。日本では1月10日公開です。ありがとうございました! (町山智浩)どもでした! <書き起こしおわり>.

第72回カンヌ国際映画祭<最高賞>パルムドール受賞!世界がその才能を絶賛する若き巨匠ポン・ジュノ監督×名優ソン. 格差批判? そんな生ぬるい映画じゃありません・・・ _____ 日本版予告編 be/VG9PjxVMd08 韓国版予告編 Amazonでポン・ジュノ, 町山 智浩, ミルクマン 斉藤, 浦川 留, キシオカ タカシ, 土田 真樹, 岡本 敦史, タダーヲ, 東 奈江, 岡本 敦史, 早見 純のパラサイト 半地下の家族 公式完全読本。アマゾンならポイント還元本が多数。ポン・ジュノ, 町山 智浩, ミルクマン 斉藤, 浦川 留, キシオカ タカシ, 土田. (町山智浩)ちなみに日本の非正規雇用率は37%なのでもっと高いですが。だからこれね、「こんなところになんで住んでいるの? 働けばいいじゃん」って思うんですけども、働いても働いてもワーキングプアなんですよ。で、この映画の中で何度もその息子がですね、「プランはあるの? なんかプランを考えなきゃ!」って言うんですね。「ここから脱出するプランは?」とか「彼らのところに潜入するプランは?」って言うんですけども、このソン・ガンホ扮するお父さんは「プランなんかないよ」って言うんですよ。 (赤江珠緒)ないの? (町山智浩)「何かを計画したって、どうせうまくいかないから」って言うんですよ。 (山里亮太)諦めちゃっているんだ. 見事に反映していますね。 (町山智浩)そうなんです。まあ、これは大変なことになっているなと思いますけども。ゲラゲラ笑って、ゾッとするんですよ。で、最後は非常に論争を呼ぶ終わり方になっているので、見た後でみなさんで話し合うといいと思いますけども。で、この映画は年1月10日公開です。で、僕はポン・ジュノ監督にインタビューしてきて、それがいま掲載されている雑誌があるので。それをプレゼントします。『週刊文春エンタ!

(町山智浩)すごくよく似た映画がこの『パラサイト』の前後に作られているわけですけど、そのポン・ジュノ監督は「これは僕らがつるんでいるわけじゃないよ」って言っていたんですよ。 この『パラサイト』もカンヌ映画祭でグランプリ。. なんかどこもかしこも似たような話が起きちゃってますよね。 (町山智浩)全くそうなんですよ。で、どのくらいの差ができてるかっていうと、年の韓国の所得の上位20%の月の収入の平均が91万円なんですね。で、いちばんドンケツの20%の世帯の月の平均収入は13万円です。91万円対13万円ってどんだけ酷いの、これ? だからこの『パラサイト』っていう映画は全くその. パラサイト 半地下の家族() おはようございます、チェ・ブンブンです。 第72回カンヌ国際映画祭で韓国映画初の最高賞パルムドールを受賞した『パラサイト 半地下の家族』を観ました。. ポン・ジュノ監督の映画『パラサイト 半地下の家族』に寄せられた著名人のコメントが到着した。 『第72回カンヌ国際映画祭』でパルムドールに. 町山智浩『パラサイト 半地下の家族』を語る 41 users miyearnzzlabo.

』という雑誌でローソンだけで売っているんですけども。これを5名様にプレゼントします。 (プレゼント情報は割愛します) (山里亮太. (町山智浩)やっぱりね、韓国映画がその韓国の問題を韓国のスタッフ、キャストで撮って. パラサイト 町山 (赤江珠緒)そうなんですよね。だって町山さんが前に紹介してくださった『家族を想うとき』という作品もそんな話でしたもんね。 (町山智浩)そうなんですよ! 『家族を想うとき』の監督はケン・ローチっていうイギリスの監督なんですが。彼がその前に撮った『わたしは、ダニエル・ブレイク』という映画もやっぱり貧困家族がなんとか生き延びようとするという話なんですね。貧困の人たちが家族を形成して。で、そっちもカンヌ映画祭でグランプリを取っていて、『万引き家族』もカンヌ映画祭のグランプリ。で、この『パラサイト』もカンヌ映画祭でグランプリ。3年連続で貧困家族の話なんですよ。グランプリが。 (赤江珠緒)示し合わせたわけでもないのに、世界のあちこちでいろんな監督がこれを取り上げざるをえない題材になっているということですね。 (町山智浩)そういうことなんです。それと、この監督たちはさっき言ったみたいに、ケン・ローチがイギリスの人なんですよ。で、ジョーダン・ピールはアメリカで是枝裕和監督は日本、ポン・ジュノは韓国なんですけども。この4ヶ国に共通することがあるんですよ。それは、貧困率の高さなんですよ。貧困率はアメリカが17. パラサイト 町山 脚本家とか監督とかは全然、世界に通用するものを持ってるんですよ。「お金」なんですよ。一番の問題はお金なんですよ。だから、たとえばポン・ジュノ監督は言ってますけれども。「是枝裕和監督の作品は自分と近い」って言っていますよね。その貧困というものを描いていて。それで『バーニング』なんかは別にね、貧困とか格差を描いてますけれども、あれも全世界的に公開されていて。. · 町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』の中でポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』を紹介していました。. ポン・ジュノ監督の映画『パラサイト 半地下の家族』の興行収入が10億円を超えたという。筆者も二度鑑賞したが、最初に観たときは、その見事. まあ日本人もそうですけども。「とにかく勉強して、一生懸命真面目にやっていい大学に入っていい会社に入れば、結婚して家も建てて子供も持てて。豊かな生活、豊かな老後を送れる。その人生の大きな計画通りに生きろ」っていう風に教えられてきた。それによって韓国の高度成長っていうものは成り立ったんですね。日本でもそうでしたよね。とにかく勤勉。ところが1998年以降にそれが成立しなくなっちゃったんですよ。 (赤江珠緒)そうか。それってもう「希望がない」っていうことですもんね。何か計画をしてもしょうがないっていうのはね。 (町山智浩)そう。いくら勉強したところで、真面目にやったところで、金持ちになれない。将来は全くわからないという状況になっちゃっているんですね。だから「計画しても無駄だ」って言うんですけども。で、なぜポン・ジュノ監督は韓国でこの映画を作ろうと思ったかっていうと、いま韓国では若者たちが「三放世代」って言われているんですよ。まず、恋愛と結婚と出産を諦めたという。で、そこからさらに進行して、さらに正規雇用と家を持つことを諦めた。 だから5つを諦めているので「五放世代」っていうことですね。ところがその後にはさらに、人間関係。友達を持つこと。つまり、非正規雇用で働いているから、忙しくて友達なんかできないんですよ。だから友達を持つことも諦めて。会社で正規雇用で入れないから、同僚も持てない. つまり、全然ハリウッドに媚びない内容で作って。それでアカデミー賞を取っちゃったんで。だから、条件は同じなわけですよ。(今回の『パラサイト』の作品賞などの受賞によって)世界中の全ての国が条件、スタート地点が同じになりましたからね。 (宮藤官九郎)ポン・ジュノさんは1個前ともう1個前は向こう、ハリウッドで撮ってますもんね。『スノーピアサー』と『オクジャ』と。 (町山智浩)『スノーピアサー』はね、あれは韓国資本なんですよ。あれは韓国の映画会社がお金を出して作ったハリウッド向け映画なんですよ。で、その次はNetflixないで。だからいわゆるそのアメリカ映画として作ったことはないんですよ。実際は。 (宮藤官九郎)ああ、そうか。でも完全にまた古巣に戻ったというか、原点回帰した作品で今回、取りましたもんね。すごいですよね。たしかに日本映画、どれだけ遅れてるんだって言われると、それは愚痴としてちゃんと受け止めないとですね。 (町山智浩)それははっきりと具体的な理由があるんですよ。 (宮藤官九郎)何ですか? (町山智浩)韓国は1997年ぐらいから金大中大統領の時に、その韓国国内のエンターテイメントのマーケットあまりにも小さいから、これだと黒字が出ないから.

パラサイト 町山 10公開 tama954. More パラサイト 町山 videos. 「私の映画の底にあるのは不安なんです」超話題作『パラサイト』ポン・ジュノ監督に町山智浩が迫る! カンヌ映画祭パルムドール受賞作が描いたものとは?. (宮藤官九郎)今回は何の作品で取ったんですか? (北丸雄二)今回は日本のタイトルだと『スキャンダル』ですね。メーガン・ケリーのいわゆるセクハラの問題を描いた. (町山智浩)今、日本映画ってセットを作れないんですよ。昔はセットを撮影所があったからかなりできたんだけど。もう日本って本当にちゃちなセットしか作れないんですよ。 (幸坂理加)へー! あれ、セットなんですか! (宮藤官九郎)お金. あっけなくそのレシピを暴露され衰退した韓国バブルを象徴する台湾カステラ、後進国病として韓国人のプライドをこっそり傷つける結核感染の恐怖等、劇中には韓国特有の事象が盛りだくさんだが、何よりも気になるのは、いつの間にか映画に充満していくその臭い。 これは何も、ピルピットもなく半地下家族の住居に取り付けられた妙に高い位置のトイレの臭気から立ち昇ってくるものだけでなく、両家族共に共通する一種の無神経さだ。 ひょんなことから富裕層家族の家庭教師になった長男ギウは、綿密とは言いづらい程のあからさまな作戦で、次々と自分の家族を彼らに寄生させていく。 ギウの母の台詞を借りれば、「金持ちだから善良な市民」の彼らは、次々と現れるキム一家の真意を見抜く事も出来ず、夫の運転手から妻の家政婦等を、心地よい協奏曲の音色に併せ、あっさりとクビにしていく。 けれどそこに悪意は欠片もない。 それは、彼らの生活を守る為の単純な作業に過ぎず、つまり善良な富裕層の市民は、感情論ではなく合理主義者であると言えるのだろう。 一方、悪知恵を働かすギウ達側も、決して衝動では動かない。 彼らもまた、その人としてのプライドなんかには全く捕らわれず、あくまでも謙虚に、富裕層の心の隙間を埋めていくだけだ。 そうしてお互いの利害が一致した関係は、一見問題なく進んでいきそうになるが、、 半地下の家族には、更にその下がいる。 つまり彼らもまた、半分だけ目に見える範疇にいる社会の勝ち組。 完全な地下で生きる、害虫並みの貧困層の実態を目の当たりにした時、半地下家族が信じ続けていた合理主義が、音を立て崩れ去っていく。。 ここで、気づかないフリをして生きてきた彼らの無神経さと心の貧しさとがイコールで合致し、それでも染みついて拭えない貧乏の臭いが、自由を夢見て個人主義を全うしてきた彼らを、矛盾に取り込んでいく。。。. 劇中で最も印象的なシーンは、予想外の悲劇に巻き込まれていくクライマックスではあるけど、豪雨によって半地下の部屋から退去を余儀なくされたキテクが、避難先の体育館で息子達を宥めるシーンだけは、いくら咀嚼してみても、その解釈がかなり難しい。 自分が初めに感じたのは、無計画な父を目の当たりにし、その歯がゆさに憤りを募らせるギウの鬱憤だった。 それ故、その父の情けなさに勝手に責任感を感じた息子は、衝動的な父とは正反対に、口封じの為地下の家族を殺そうとするのだと。。 だけどそれでは、ギウが漠然とした希望を託してきた寿石の意味が、あまりに負のメタファに満ち過ぎている。 自分達の秘密を知られても尚、地下の家族にも慈愛を示すキム一家の描写から見ても、監督は悲劇的な連鎖反応をこれ以上引き起こすだろうか? そんな時、一緒に試写を見た温泉帰りの連れが、いいヒントをくれた。 「人間自体はとてもちっぽけで、あらゆる作戦や計画は無意味なコトを、パパは言いたかったんじゃない?」と。。。 つまり、一見人生を投げ出し、貧乏でい続ける事を受け入れたかのように聴こえる彼の台詞は、生きていく上で必要な人の品格を森羅万象に委ねる事を、ひっそりと示していたのかもしれない。 それは謀))(はかりごとや自分を偽って生きる生活に、終止符を打つ意味でもある。 ギウがその殺意を込めてしまった石によって返り討ちにあうのも、彼のさだめ。 冒頭で害虫駆除の煙を取り入れたキム一家が、その効果と全く同じ様に、這い蹲る脱出劇の憂き目にあうのも、また必然な出来事と言える。 更に妄想を膨らますと、自分の子供を分裂症だと思い込む裕福な一家の妻は、その息子の言葉を信じられなかった報いから、ラストで彼に本当のトラウマを植え付けてしまうという・・・ ボーイスカウトで習うモールス信号なんて、もうすっかり忘れてしまったが、5Gの世界が始まろうとする現代でも、アナログに気持ちを伝えあう様子は、便利過ぎる社会への警笛だろう。 そんな、科学の進歩と共に、自分達がどこかに置き忘れてきた思いやりの文化を、緻密に脚本に練り込んだ監督の手腕に、絶賛の声が飛び交う観客の反応に異論の余地は全くないけど、さっぱり分からなかった父の真意をスッパリ説明してくれた自分の彼女に、相変わらずのインテリぶった苦笑いしか浮かべられなかった事だけは、今でも酷く後悔している。 「.

タイトル通りに上流階級に寄生してその生活に入り込む家族の展開は、どこか懐かしいコミカルな韓流ドラマ特有の、ブラックジョークが効いている。 アメリカ製品信者である金持ち夫人が、ちょっと下手糞な英語を使うのもその為だ。 けれど、その抑揚は案外鼻につくものでもなく、意外にも胸にストンと落ちてくる。 要は、劇中の上流家族は有り体の悪役ではなく、ありふれた善良市民。 そればかりか、その無神経だがどこかコミカルな芝居が、彼らと対照的な貧乏家族を、切なくもしっかり際立たせるメタファとしても機能している。 この時点でもう、その洗礼された演出に、ぐうの音も出ない。 本来なら、分水嶺なはずの喜劇と悲劇の境界線が、この時点で全く存在しないからだ。 ソン・ガンホ演じるキテクの一家は、彼らにバカにされているワケでも、コケにされているワケでもなく、ただ彼らの視界に入っていないだけ。。。 この彼我))(ひがの差は、劇中のあらゆる彼らの台詞、或いは仕草に盛り込まれ、半地下生活から抜け出そうとする家族の痛快娯楽エンターテインメントだった景色が、いつの間にか少しずつ変化していく。。. SFXの人たちとか編集者であるとかカースタントの人たち。そういった人たちを全部送り出して。それでタダで、要するに国費留学させてきて。それで、ハリウッドの各現場でアシスタントをやらせたんですよ。それで、ハリウッド側は要するにタダで働いてくれるから。それからもうひとつの問題は韓国の大卒者はほとんど全員、英語がしゃべれるんですよ。 (宮藤官九郎)ああー、それは大問題ですね(笑)。日本人はしゃべれないですもんね。 (町山智浩)これは日本の教育の問題なんですよ。韓国に行けばみんな若い人は英語をしゃべれるじゃないですか。それで、1年か2年働いて、それで技術を覚えて韓国に戻ったんですよ。それでその人たちが今、韓国で映画を撮ってるから、そのクオリティーがハリウッドと同じなんですよ。 (宮藤官九郎)へー! (町山智浩)それで特に今回の『パラサイト』は撮影監督のホン・ギョンピョさんという人。この人はすごい人で、『バーニング 劇場版』とか。 (宮藤官九郎)ええっ! あの『バーニング』? (町山智浩)はい。あの素晴らしい作品の撮影も彼ですし。 (宮藤官九郎)村上春樹さん原作のですよね。 (町山智浩)村上春樹さん原作の素晴らしい、あの格差社会を描いた作品。それから『哭声/コクソン』。あれもこの人が撮影です。この人、撮影の天才なんですけど、この人はアメリカで撮影技術を学んだ人なんですよ。 (宮藤官九郎)すげえ! (町山智浩)だから内容は完全に韓国の田舎の貧乏な話を描いているにも関わらず、画面のクオリティーが完全に世界に通用するクオリティーなんですよ。「プロダクションバリュー」って言うんですけど。見た目が安っぽくないっていう。それをちゃんと国費でやった結果なので。 (北丸雄二)日本でも特殊メイクのカズ・ヒロさんが今回、受賞しましたけども。彼の場合も全部私費ですもんね。自分の努力で行ってますからね。 (町山智浩)彼はだからすごい高校生ぐらいから、そのディック・スミスさんっていうハリウッドの特殊メイクの天才がいるんですけど。そこに弟子入りしてずっとやってた人ですね。 (北丸雄二)英語も完璧でしたしね。. それで本当に日本の茨城とか木更津とか、地方の貧しい感じっていうのをそのままその都会のものすごく不動産が上がって優雅に暮らしている人との比較で見せていくっていうのは日本で作っても全然おかしくないんですけども。でも、日本の場合には「じゃあそれに誰がお金を出すの?」っていう話になっちゃうんですよ。それで『パラサイト』の場合、制作費が12億円なんですよ。 (宮藤官九郎)そうなんですってね! すごいですよね。制作費ですよね。宣伝費とか入っていない。現場のお金ですもんね。 (町山智浩)そう。だから直接制作費が12億円。日本って、あの『キングダム』が制作費が10億円なんですよ。それで『キングダム』が超超超大作なんですよ。日本の映画のレベルからすると。 (宮藤官九郎)ああ、そうですね! (町山智浩)で、それがどうしてそうなるかというと、日本は映画を興行してヒットの上限がだいたい30億円ぐらいですよね? (宮藤官九郎)まあ、褒められる金額というか。リクープできるのと、さらに「すごい!」って言われるのだと. (町山智浩)そうです。撮影監督であるとか、そういういろんな技術.

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